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住宅業界における「ナフサショック(石油化学原料の不足)」について
こんにちは、プライムリフォームです。
今回は、いま住宅業界に深刻な影響を及ぼしている「ナフサショック」についてのお話です。
現在の住宅業界における資材不足と価格高騰は、「ナフサショック(石油化学原料の不足)」と「中東情勢による物流混乱」が重なり、極めて厳しい局面を迎えています。
そのため皆様の関心ごとにもなっているのではないでしょうか。下記に近況と今後の見通しを簡潔にまとめさせて頂きました。
1.現在の状況:多重苦による供給制限
2024年から続く物流の「2024年問題」に加え、直近では以下の要因がリフォーム現場を直撃しています。
- 大手メーカーの受注停止・納期未定: 2026年4月現在、TOTO、LIXIL、パナソニック、クリナップなどの大手住設メーカーにおいて、システムバス、トイレ、キッチンの一部製品で新規受注停止や納期回答の保留が発生しています。
- 石油化学製品の危機: ナフサ(粗製ガソリン)の供給不足により、樹脂を多用する設備(浴槽、トイレの樹脂部品)や、断熱材、ビニールクロス、塗料(シンナー等)の確保が困難になっています。
- 異例の価格改定: 一部の断熱材メーカーが40%近い値上げを断行。塗料業界でも最大75%の値上げが発表されるなど、見積価格が数週間で無効になるケースが常態化しています。
2,今後の見通し:不透明な「高止まり」と「争奪戦」
短期的には改善の兆しが乏しく、以下の傾向が続くと予測されます。
- 2026年内は改善困難: 中東情勢に伴うホルムズ海峡の物流混乱が解消されない限り、原材料の安定調達は見込めません。少なくとも2026年後半までは、資材不足と価格の高止まりが続くと見るのが現実的です。
- 「職人不足」とのダブルパンチ: 資材が入荷しても、それを取り付ける職人のスケジュールが埋まっている(人手不足)ため、トータルの工期は以前より数ヶ月単位で延びる傾向にあります。
- 代替素材へのシフト: 石油系資材を避け、比較的供給が安定している「ホーロー製」の設備や、自然由来の断熱材・塗料へ仕様変更を検討する動きが活発化しています。
リフォームを検討中の方へのアドバイス
「早めのご相談」、「仕様確定」と「発注」をできる限りスピーディーに進めることが最大の防衛策になるでしょう。
悩んでいる数週間のうちに資材が受注停止になったり、価格が数万〜数十万円単位で跳ね上がったりするリスクがあります。現時点では「情勢が落ち着くのを待つ」よりも、早めに在庫を押さえ、工期枠を確保する方が、結果的にコストと工期を抑えられる可能性が高いでしょう。
秋田県秋田市のキッチンリフォーム、浴室リフォーム、トイレリフォーム、外壁工事、屋根工事、増築、改築なら、安心と信頼のプライムリフォームにご相談ください。








